あれっと思うような何かを感じる。 (9/25 - 27)
(9/25 記事)
では上の方の人たちがそうした直観で
(いよいよ来るのか?)
と興奮、困惑、動揺してしるとき
組織の歯車に過ぎない人、立場が下の人たちには
何もないのかと言えばそんなことはないのです。
たとえばわたしが一介の派遣職員で
派遣先の組織のトップのことなんか普段まるで考
えたことがなくても
たまたま会議室から出て来たトップの顔を見た瞬
間、その一見機嫌が良さそうな表情の下に
(あれっ?)
と思うような何かを感じたりします。
(9/26 記事)
そうしてそのときの印象がどこかに残っていて
何かの折りに
(そう言えばあれって……)
という直観を導きます。
(あの笑顔って、アレは、絶対に下の連中には漏
らせないことを隠した笑顔だったんだ)
というような。
それには何の証拠もなく、妄想だと言われたら
それまでだということを本人もよく知っています。
それでいてこの直観は意識の深いところで作用して
(踊らされるなよ)
(アオられて右往左往したら危ないぞ)
といった注意信号を出し続けます。
(9/27 記事)
こういう注意信号を受け取って
しかも性急に具体的な事実、ニュースなどと結び付
けることなく
警戒を保ち続けられるのは、それほど多くの人では
ないでしょう。
それでもこうした人たちが要所に存在すると
結果的にその警戒も世の中である程度は共有され
そう簡単にはマスコミや SNSに踊らされない人々の
一群を作り出すのではないかとわたしは考えます。