債権崩れはいつ来るか? (11/18 - 19)
金星と土星の120度について考えてみます。始原図の第4ハウス(獅子座)に位置するこの土星については、わたしは以前7月21日あたりの書き込みで
「ニッポン(の国土)が耐えなくてはならない困難」
とか
「ニッポン人の自己アピール下手(内向きになってしまいがちな心理)」
の象徴だろう……という意味の解釈をしましたと思います。
この解釈が的外れでなければ、金星120度土星のアスペクトは
「日本人が耐えていく困難にぴったりと寄り添っている情緒(言葉に出来ないもの)」
という意味にとれます。
歴史学者のジョン・ダワーに『敗北を抱きしめて』というタイトルの本があって大変話題になりましたが、わたしにとって始原図の金星トライン土星のイメージは、まさにこのタイトル通りです。(11/18 記事)
今日は始原図の金星60度冥王星の解釈をするつもりでしたが、ミサイルが飛んできてマスコミ大騒ぎなので、ちょっとだけその方面のハナシを。
ホロスコープを読むとき、冥王星の衝撃度というか破壊力は、他の天体を圧倒します。これは多分、マンデン読みでも個人読みでも同じです。
特にいまは冥王星が世界のあり方の根本に対して激しい揺さぶりをかけ、あと少しで現状をひっくり返そうとしているところです。
つまりこれは、2008年から山羊座に滞在している冥王星がもうすぐそこを出ていくにあたって、世の中の大枠とルールを作っている体制をひっくり返す、総仕上げのようなところへ来ている……ということなのです。
そういう意味での総仕上げにもっともふさわしいのは、わたしは金融制度の崩壊だと考えます。
世界を牛耳りたい勢力は、各地の戦争や紛争、またそれらの火だねを煽るのにも、いまのお金の仕組みを使って資金を注ぎ込んでいます。
その元手がひねり出せなくなったとき、上っ面の「事件」が色褪せて見えて来るはずです。
当面、注視したいのはリーマンショックの再来……というか、あのとき死ぬはずだったものがゾンビのように生き延びてしまった、その決着がいよいよつくのか、ということです。
具体的には、いわゆる債権崩れがいつ起こるのかにわたしは注目しています。(11/19 記事)
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