始原図でこれからの日本の運命を読もうとしておりますが、これと関連して
「もうすぐ経過の冥王星が山羊座を抜けて行く」
というトランジットの解釈をしています。
冥王星は山羊座の司る事柄、すなわち人間社会のルールやシステムを根本から覆す。それはどういうことか、というワケです。
例えばこれまで
「人間には人権があります」
というところから教育が始まっていた(「教育は良いものです」という刷り込みと共に)とすれば今度はこうなるでしょう。
「世界はいまでも大昔とちっとも変わらず、勝ったものが負けたものを子分にして行く、そういう世界です(マスコミは強いものの言う通りになります)」
だから立ち向かえなどとは決して言いませんが、知っていることは肝心です。このことから目をそらして世界にアクセスすることは結局のところ偽善であり、ウソつきのしゃあしゃあとした態度と言わざるを得なくなります。
「支配された世界」とはいえ、いきなりヤクザが現れて相手をぶん殴るということを世界中のどこでもやっているわけではない。たとえ建前に過ぎなくとも、貿易とその条件を示して一見平和的な交渉から始めるといったスタイルが一般化している世界は、それだけ洗練されてきた(進歩してきた)のです。
自分は理想的な事柄、例えば人権尊重の活動をしたいと考えることはもちろん結構ですが、そのときベースにある人間の現実は依然として弱肉強食であり(また教育やニュース、報道という名の洗脳であり)、あらゆる情報は強者に集中し強者のコントロール下にある……ということをもう無視は出来ません。
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