悲惨さがファンタジーに包まれて　（8/26-27）

わたしが選んだ近代日本の始原図では、第一ハウスに海王星と冥王星があってサインこそ違え、かなり近くで重い影響を与え合っている。

そういう配置を解釈して、冥王星(経過)が世界の枠組み(山羊座)を粉々にしていったあとの日本の有り様を思い浮かべ(妄想し)ております。

つまりこの解釈は、もともと日本が近代世界の中でどういう宿命を負っているのかがベースですから、これからのこと(未来)もそうですが、過去にも、この「海王星&冥王星コンビ」がどんな形で現れたかを考える必要があります。(8/26)

「海王星&冥王星」コンビに関して、臓器牧場で夢を見続ける日本人、というのがわたしの妄想する未来像だとすると、過去に現れた海王星&冥王星のかたちは何か？

それはやっぱり、対米戦争(主として)の敗戦直後の日本社会ではないでしょうか。

夢にドラえもんを見ているのび太とはだいぶ違うようですが、占領軍に事実上の国家改造にあたる大手術をされているのに
「とにかく爆弾はしばらく落ちて来ないみたいだから」
というので小さな夢を見始めた日本人(もちろん無理もないことです)、

ある時期までマッカーサーを神さまのように崇めていた日本人のことを考えると、そこにもやはりファンタジーに包まれた悲惨な敗戦国の現実があった……と言えるような気がします。(8/27)

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妄想＆暴走マンデン読み