これまでわたしたちは、夢はいつかは覚めるもの、だから現実の世界で結果を出して行きましょう……と言われ尻を叩かれ続けてきたようなものです。
それが、来るべき社会の大変動で
「あなたは選べますよ」
と、言われるようになるのかも知れません。
「あなたは夢を選びますか？ それとも現実を選びますか？」
と。(8/24)
夢を選ぶと、あなたは臓器牧場に送られ眠り続けます。あなたには自分の好きなアニメやマンガの世界を選んで眠りにつく選択肢が与えられます。昏睡状態の脳にどんな夢を見せるか、それを可能にする技術があるのです。恐らく日本人自身がそれを開発し、自分たちにこれを適用します。
反対に、現実を選ぶとあなたは臓器牧場の管理運営の仕事につきます。自分から望んで臓器牧場へ行く人(「夢」を選んだ方のヒト)たちを「人生を諦めてしまった人」と決めつけてイイのかどうかは疑問ですが、
夢を選ばない人たちの多くは
「生き続けなくてはダメだ」
「生き続ければ必ずいいことがある」
と考え、自分を何とか勇気づけ、臓器牧場行きを拒否します。
ただし、管理運営の仕事というのも、それほどの求人があるわけではなく、ほとんどの人はあぶれます。あぶれた人々はギリギリの生活を覚悟して生きて行くしかありません。(8/25)
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