双子座28度は「破産宣告された男」というサビアンシンボルが与えられたポイントです。
双子座のスピリットは言ってみれば「興味津々」そのものですから、新奇なものに飛び付きやすく、その回転の速さで結果も出すけれど、おっちょこちょいの側面があります。
28度なら十分に成熟した双子座だから、もうそんなにオッチョコチョイでもないでしょうと、言われるかも知れませんが
この度数は単に双子座の弱点がポロッと出るのではなく、一見大失敗に見える事件がキッカケで物事の根本的なやり直しにチャレンジ出来る……という、むしろポジティブな状況を暗示します。(9/8)
まあ、そうは言っても幕府瓦解の混乱に始まって西南戦争、さらには関東大震災の被害など、近代を見習って出発して間もない日本が経験した悲劇をポジティブにとらえる……というのは容易なことではありません。
それでも、幕藩体制のご破算から四民平等の建前が生まれたこと、関東大震災の壊滅的なダメージから復興する際に部分的には都市計画が実行されたこと、
また金融恐慌からの建て直しで投資と投機の違いを(学べるひとは)学んだことなどを敢えてポジティブにとらえてみることは可能でしょう。(9/9)
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