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そのニュースが伝えられると、少なくとも日本人の大多数は
(ロシア軍は許せない!)
という怒りでカッとなったように見えました。
戦争についての報道は基本がもうブロパガンダなのだ……ということを佐藤優さんがどこかでおっしゃっていましたが、
これに納得していても、実際にショッキングなニュースが流れたとき、いったんそれをカッコに括って受け止める…のはなかなか難しい。
(逆に言えば、戦争時のニュースほど人を煽動しやすいものはない)
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思い返すと、あの
「ブチャの虐殺」
について、非常にまともなことを訴えていたのはインド政府でした。
インド政府は、独立の第三者委員会を組織して調査するべきと主張しましたが、それを受け止める動きがなく、いまその話をすると
「え? インドが? そんなニュース聞きもしなかったよ」
という人が、わたしのまわりには多い。
わたし自身も落ち着いたのは、その後
(3月30日……虐殺があったとされる日……にはすでにロシア軍はブチャから撤退していた)
というニュースに接してからでした。
そこでようやく
(あれ?)
っと考え直す余裕ができました。
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