妄想&暴走マンデン読み

ホロスコープのマンデン読みのブログです。

事実と言っても普遍性は怪しい (11/13 - 14)

もう四十年も前、わたしが学生だった頃に初めてそれを知ったとき、ただただ呆れたと言いますか
(古代の戦争じゃないんだから……)
と思ってとても真に受けることが出来ませんでした。


折口さんがそういう考えを示された当時の世間も(わたしは生まれていませんでしたが)、反応は冷ややかでした。

(むしろ日本人はこれから、前みたいな神がかりを根絶やしにしていかないといけないんじゃないのか)
というように。(11/13 記事)


けれども、もともと折口さんは、神がかりにも通じるシンボリックな思考の専門家だつたのです。

そうして人間は実は、事実だけでは生きて行けない存在です。

事実というのはその時代その時代で社会が決めて行く地上のルールの基礎です。

事実は全体として時代とともに変わって行き、普遍的なものの割合はごく限られています。

それでも、その時代においてだけは
「誰もが当然認めるはずのもの」
として扱われます。今の時代の
「科学的事実」
みたいに。(11/14 記事)


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