そうした直感(組織とは無縁の場所で個人に降りてくるひらめき)の中には、きっと次の時代につながるものがあり、
これらが社会の転換期、変動期に
「ものごとがガラッと変わる」
その気分を底の方でじわじわと広げているのではないでしょうか。
ただ、その中身を今ここでズバリ
「これだよ」
とまで言える見識がわたしにはありません。だから
(なんだよ、それ)
と落胆させてしまうでしょうが、
たとえばひとつ、こういうことは言えると思います。
それは
「既成の宗教団体に依存するくらいなら、自分一人に降りてくる“怪しい”直感の方がずっと頼りになる」
ということです。(11/5 記事)
自分自身は一度もアフリカに行ったことがないくせに、それでもアフリカの人々のあり方を参考にしつつ、日本人が長く自分の中で縛り付けてきた子供のスピリットを何とか復活させたいと思うのは
もしそれがうまくいけば『裸の王様』で、王様のハダカをすぐに認めてダマされなかった、あの子供のスピリットがよみがえるだろうと考えるからです。
とは言えそれも、単なる子供時代への逆戻りではナンセンスです。
少年少女期前期の、理屈ではなく直感で地上の論理のウソや不誠実を見抜くセンスを、どうにか大人の
「とにかく生き延びる知恵」
の中に組み込み直したい。
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