西洋近代の他国支配(「世界」形成)の枠組みの一つとして、大陸国を海洋国が封じ込めるという地政学があります。これが無視できないものなら
近代ニッポンは中国ともロシアともぶつかる(ぶつけられる)運命であり、この目的のためであれば欧米の支配勢力はニッポンを支援します。
これからは勢力図の大逆転が起こって、大陸国が海洋国を圧倒していくでしょうが、これまで日本は中国、ロシアとの敵対を余儀なくされてきたと思います。(9/22)
高橋是清は、欧米人相手の交渉では確かに極めて有能だったのでしょうが、それでもやはり大きな筋書きの上に登場した名優だった……という気がします。(別の役者が舞台に立っても、結局「お役目」は果たしたでしょう)
欧米の支配勢力は何も親切でニッポンを豊かにしたかったのではなく、中国を封じ込めるだけの国力、ロシアの南下を押し返せるだけの国力は日本に必要だと、その頃は考えていたはずです。(9/23)
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