妄想&暴走マンデン読み

ホロスコープのマンデン読みのブログです。

硫黄島の戦士たち (1/5 - 6)

(1/5 記事)
罠というのか何かと言いますと
「あの、ビーストのように獰猛だった日本人が、あっさり全面降伏なんてするのか?」

という疑問からくる

「占領軍上陸後に、彼らはどこかの時点で突然襲いかかって来るのではないか?」
という想像です。


(1/6 記事)
占領軍が、つい昨日まで敵地だった土地に乗り込んでいくときには、こんな疑念は浮かびがちなのかも知れませんが、

そういう一般論とは別に米兵たちの一部はやはり硫黄島の激戦について何らかの情報を得ていたのでしょう。


硫黄島の激戦は米軍のトラウマになったと言われクリント・イーストウッドが映画にしたことでも知られています。

当初、米軍はこの闘いを数日あれば間違いなく片付くイージーな掃討作戦と考えていました。


が、実際には日本軍の抵抗は必死かつ徹底的なもので、百戦錬磨の米海兵隊員をも恐怖のどん底に突き落とした。

1945年2月19日に始まったこの戦闘は、結果五週間にも及び、3月26日にようやく終結します。


この経験が米国の占領政策にかかわる人たちにまで及んで、及び腰とまでは言えずとも、ある種の遠慮、もしくは様子見の気分を占領軍の間に薄く広く行き渡らせていたのではないかと考えられます。


もちろんあの対米(主として)戦争で命を落としたのは硫黄島で戦った人たちばかりでないのは当然、民間人の犠牲も膨大な数にのぼりますが

それでもなお、わたしが始原図の土星
「死者たち」
とみなしたとき真っ先に思い浮かべたのは、栗林中将に率いられた硫黄島の兵士たちでした。


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